前鼻家とは?

前鼻家の由来

「前鼻」の姓を初めて名乗るようになったのは、山本豊吉という人物で、時は江戸時代に遡る。 元々広島の城主浅野家に足軽として仕えていた山本豊吉は、小姓として取り立てられ、その際に、「前鼻」という姓を頂いたという。名も、「村七」という名前をいただき、「前鼻村七」という姓名となった。これが、「前鼻」家の初めである。 この前鼻村七が、明治17年に北海道へ渡り、また、明治20年に一家を連れ北海道へ入植したため、この「前鼻」家は北海道開拓民として純粋な道産子となったわけである。 よって、「前鼻」という姓名を名乗るものは、すべて、この前鼻村七の子孫か、又はその姻戚となるのである。 前鼻村七は最初、現在の北海道北広島市に移住したが、最終的に今の、北海道札幌市西区西野に定住し、その子孫も、その近辺を中心として繁栄していったことになる。 札幌では古い家系になると、知る者も多いが、日本では非常に珍しい姓となった。

(参考:前鼻寿男著 「我が道を歩む」)

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