前鼻家の歴史

 前鼻」家というのは、明治18年に広島県より北海道札幌市に移住した、「前鼻村七」を開祖とする一族を指します。

※筆者注 個人的には、「村七」じいさんと呼びたいところなんですが、体裁を考えると、失礼ながら敬称略とさせていただき、今後は「村七」と記述することにします。  村七が広島県で小姓を勤めていた際に、国のお殿様に命名して頂いた姓が「前鼻」なので、「前鼻」姓の者は基本的に村七の子孫か、子孫の姻戚となるのです。

 私も、村七の子孫にあたります。村七から追っていくと、村七の長男である豊吉、豊吉の三男である直一、直一の長男である一郎の初孫が私ということになり、前鼻の六代目となります。実は最近気が付いたことなのですが、つまり、私の曽祖父である直一が長男であったとしたら、実は私が前鼻の直系にあたっていたわけで、それなりに先祖の方々にも責任を感じております。(このHPを運営しようと思うようになったきかっけ?)

 私が記憶に残っているのは、曽祖父の直一までで、それ以前の方々については全く記憶がなく、祖父に聞いて知る程度であります。曽祖父の直一は齢90過ぎまで健在で、私が15歳の年に亡くなっております。当時同級生に曽祖父が健在の友人はおりませんでしたから、かなり珍しい話でした。ちなみに、祖父一郎も現在健在で、まもなく90歳を迎えようとしており(2008年時点)、前鼻一族はかなり長生きの家系であると言えますね。

 今後、前鼻家の歴史について、ちまちまと更新していこうと考えております。基本的には、故前鼻寿男翁が残していってくれた前鼻家に関する内容を記載された、寿男翁の自叙伝3冊を元に記述していくことになると思います。また、祖父が健在な内に色々と聞き取りできればいいと思っております。(翁の書籍については追々触れていきます)

 なにせ仕事をしながらになりますので、どこまで書けるかは不明ですが、寿男翁に見習い、隠居後に取り纏めできるように、メモとして残していければよいかもしれません。

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